KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見が交わされています。
今回は、10月16日(月)、20日(金)に放送された「Jチャン+」について審議しました。主な内容は次のとおりです。
審議番組
「Jチャン+」[令和5年10月16日(月)、20日(金)放送回]
- 拡大した5時台はニュースにライブ中継に天気予報と内容が充実していて、非常に良い試みだと思う。またMC2人と気象予報士という番組の柱がしっかりしていてバランスがとれていると感じる。
- 月曜と金曜日の夕方ニュースの放送時間が早くなった分、締め切りも前倒しになり苦労も絶えないと思う。17時台と18時台で同じニュースでも18時台は新しい情報が入ってグレードアップしているが、大事なニュースは解説を入れるなど時間を割いて伝えても良いのではないか。
- ニュースの後の最後が天気予報だと思っていたので、導入の天気予報はある種の新鮮味を感じた。パリオリンピックの選考マラソン、肝付町の流鏑馬、国体競技の撮影とカメラマンのプロの技に感心した。
- 国体に特化したコーナーでは、県勢の活躍が紹介され国体にかけた選手たちの躍動感が伝わってきた。一方、日本文化と外来文化やサブカルチャーとのコラボ企画のニュースは複雑な気持ちで見ました。
- 5時台と6時台に同じニュースが流れるものがあり、映像、コメントを少しでも変えるなど工夫があると良いと思う。地元ニュースの枠が拡大するのは本当にありがたいことだし、今後の展開に期待したい。
- 5時台と6時台の放送枠を役割分担させて違いを持たせると、両方見ようというインセンティブになるのではないか。
- 週間天気で気温の変化を折れ線グラフで表示したり、「気温が5度違うと洋服1枚分違う」など非常にわかりやすく伝えられ、工夫を感じる。またタイムリーなニュースが番組内に散りばめられていた。