《かごしまのニュース》
『総理誕生から解散・投開票までが戦後最短 同日運動会の学校「正直困った…」 鹿児島』
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首相就任から解散・投開票までの期間が戦後最短と言われる中、鹿児島市では同じ日に運動会を予定している小学校もあり、関係者が頭を悩ませています。
鹿児島市の鴨池小学校では、今月27日に予定されている運動会に向け、校庭で子どもたちが練習に励んでいました。
鴨池小学校の体育館は、運動会当日の27日は衆議院選挙の投票所にもなっていて、校長は頭を悩ませています。
【鴨池小学校 桃北紀和 校長】
「(選挙は)もっと先だと思っていたので、正直困ったなと」
1日朝、鹿児島市の選挙管理委員会に投票所を別の会場にできないか相談しましたが、変更できないと回答があったということです。
【鴨池小学校 桃北紀和 校長】
「(27日の)前日の土曜日が幼稚園の運動会の予備日にもなっている。幼稚園とも調整をしながら、27日に近いところで実施できればと考えている」
選挙の投票も、運動会の開催でも前日から準備が必要なうえ、当日は駐車場も使うことになるため、両立は難しいという学校が多いようです。
例年は来賓への招待状を送り終えている時期ですが、今年は日程変更の可能性があるため、送付を見合わせています。
【鴨池小学校 桃北紀和 校長】
「できるだけ日程を大きく動かさず児童、保護者、地域に負担の少ない方向でやれたらと思っている」
鹿児島市教育委員会によりますと、今月27日に運動会を予定する小学校は30校あり、その大半が投票所になるため、運動会を予定通り開催するのは難しいとみられています。
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