霧島市で断水続く 新燃岳の噴火にともなう土石流が原因か 市が災害警戒本部を設置


霧島市の一部地域で10日から断水となっていて霧島連山・新燃岳の噴火にともなう土石流が原因ではないかとみられています。

霧島市 中重真一市長 
「たまってた灰が川をたぶんつたってアラーム等がなったんですけど、それで水道管と温泉管を損傷しまして」

霧島市によりますと10日午後5時半ごろ霧島川の支流の川に架かる水道管などが破損しているのを、異常を知らせる通知を受けた市の職員が確認しました。
霧島市の神宮台地区など市内30軒あまりで断水となっているということです。

市は新燃岳の噴火に伴い堆積した大量の火山灰が土石流となって川に流れ込んだことによる被害だとみていて災害警戒本部を設置し、断水世帯への給水活動を行うとともに水道管などの復旧作業にあたっています。

新燃岳では先月から断続的に噴火が観測されていて警戒レベル3の入山規制が継続しています。

 
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