行楽 番所鼻自然公園リニューアル
秋の行楽シーズン。
南九州市の番所鼻自然公園が先月、リニューアルオープンしました。
東シナ海越しに開聞岳を臨む絶景が魅力です。
脂がのったサンマに、季節のナスやオクラも炭火で焼いて。
訪れた人が季節感たっぷりの食事を楽しんでいるこの場所は、なんと木の上に作られた1日2組限定のキャンプ施設。
リニューアルした番所鼻自然公園=bandparkの「ソナレの森」です。
(運営・アソビシロ 地域おこし協力隊 山本昇平 さん)
「自然と調和するキャンプ施設ということで、木の上にデッキやツリーハウスを作った。イタリア語で『ソナレ』というのがあって、英語でPLAY=遊ぶという意味」
テントは準備されていて、利用者は、食材を持ち込むだけ。
その名の通り、子ども達にとっては格好の遊び場。
自然を感じながら食べる食事もまた格別です。
(利用者 鹿児島市)
「楽しい」
「お散歩に行ける(のが楽しかった)」
(利用者 長野県)
「炭火で焼いたサンマはおいしい。波の音と虫の音がいいスパイスになっている」
(利用者 長野県)
「海は久しぶり。まさかこんなところでキャンプ出来るとは」
2022年頃からリニューアルに取り組み、去年は、カフェイソヒヨコーヒーをオープン。
来園者も増えていると言います。
このほか、公園の新たな顔となるエントランスゲートや木陰が気持ちいい森の中のボードウォーク、そして、開門岳の絶景を楽しめる広場など自然を生かした作りとなっています。
(運営・アソビシロ 地域おこし協力隊 山本昇平 さん)
「実際に自然を体感していただきたい。朝もすごく気持ち良く過ごせる。実際に海と森の調和を体感していただきたい」
キャンプ施設は、現在モニター宿泊のみで、一般利用は10月からスタートします。