県議会 議員定数 選挙区のあり方は 参考人7人を招き 意見聴取
2年後の県議会議員選挙を見据え、議員定数や選挙区割りを検討するため、県議会は8日と9日の2日間、参考人7人から意見を聴きました。
県議会は現在、21の選挙区から選ばれた51人の議員で構成されていて、2011年以降、変更はありません。
(行政管理研究センター 岡野裕元 研究員)
「定数が1人区、2人区、3人区と上がっていくほど無投票選挙区の割合の数が減っています」
議会運営委員会は9日議員の定数や1人区などの選挙区のあり方について学識経験者ら3人から意見を聞きました。
(県地域女性団体連絡協議会 大迫茂子 会長)
「議員の人数を減らしたことで県民の声が届かないことになると大変」
一方、8日の出席者からは、「人口が減るなか議員数の削減も検討すべき」との意見も聞かれたということです。
県議会では、来年春の国勢調査の結果も踏まえて、来年6月ごろに、意見を取りまとめたいとしています。