各地で感染増加 インフルエンザで学級閉鎖


県内各地でインフルエンザの感染が広がっていて、薩摩川内市では学級閉鎖となった学校が出てきています。

県によりますと、発熱やのどの痛み、頭痛など、インフルエンザの症状で受診した人が先月末から増加しています。
薩摩川内市によりますと、市内の小学校2校の合わせて4つの学級で学級閉鎖の措置がとられています。
なお、川薩保健所管内では今月1日から7日までの定点あたりの報告数が22となり、注意報の基準となる10を超えたことからインフルエンザ流行発生注意報が出されています。
鹿児島大学の西順一郎名誉教授は子ども達の学校が再開した9月の集団感染は「異例のことではない」とした上で、「暑さが続く中、空調で閉め切った空間で、インフルエンザも、新型コロナも流行は続いている。のどの痛み・咳・発熱などの症状がある場合、周囲に人がいる時はマスクをつけ、早めに診察を受けてほしい」と話しています。

来月からはインフルエンザ新型コロナともにワクチン接種も始まります。

 
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