8月の記録的大雨 被害額 公共土木施設 約153億円
先月の記録的な大雨による公共土木施設の被害額がおよそ153億円に上ることが分かりました。
10日の県議会代表質問で報告されたもので、先月7日からの大雨による被害額は道路や河川など公共土木施設でおよそ153億円、農林水産業関係でおよそ105億円、鹿児島に上陸した台風12号による被害額は公共土木施設でおよそ27億円などとなっています。
【塩田知事】
「引き続き、被災した公共土木施設や農業施設、商工事業者の生産設備の復旧等に向けて関係市町村と連携しながら追加の予算措置も含め、速やかに必要な対応を講じていく」
一方、県教育委員会は中学校の部活動に部活動指導員を配置する取り組みについて、導入した学校の9割以上が部活動の顧問教師の負担軽減に効果があったことを明らかにしました。
【県教育委員会 地頭所 恵教育長】
「部活動指導員を配置した学校への調査結果によると、部活動顧問のうち約94%が業務等への負担軽減に効果があったと回答しています」
主な効果として 実技指導の精神的負担が軽減された 生徒指導や進路相談の時間が確保できたなどとしています。
また、県教委は現在月に1回程度行っている土曜授業を来年度から年3回程度に減らす考えです。
「土曜授業の関係につきましては、もちろん教職員の負担軽減というところもありますが学校における総授業時数が多いというところの学校については、その部分を適正なものにしていくという中の一つ」