大崎町 有機ゴボウや地元産ご飯も ふるさと納税活用で給食無償化


 豊富なふるさと納税を活用して給食の無償化に取り組む大崎町で、地元の有機野菜を使ったメニューが登場しました。

 「いただきまーす」大崎町の中沖小学校。

 11日の給食は、地元産・ナツホノカの新米ご飯に、有機栽培のゴボウや地鶏が入ったさつま汁。

 アジのみそマヨ焼き、デザートは安納芋のムースです。

 昨年度ふるさと納税の寄付額が55億円余りと県内の市町村で最も多かった大崎町。

 町では昨年度からこのふるさと納税を活用した学校給食の完全無償化に取り組んでいます。

 11日は町内6つの小学校で合わせて700食の給食が提供されました。

【児童】
「お肉も大きくて、ゴボウもシャキシャキ、ほくほくしてて、おいしい」

【児童】
「とてもおいしかった」

【児童】
「(今後も)農家のことを考えながらおいしく食べたい」

(有機ゴボウを生産 ななくさ農園 吉岡慎司さん)
「話を興味深く聞いて、おいしそうに食べてくれてうれしかった。普段食べているものに興味を持ち、健康な体を作ってほしい」

 大崎町では“地産地消”と“有機農産物の利用促進”に力を入れています。

 給食での有機野菜の使用は今月から始まったもので、毎月メニューに組み入れたいとしています。

 
「KKBみんながカメラマン」