公衆電話の日 125年の歴史 公衆電話 県内に1417台 災害時は「生命線」に
皆さん、ご存知でしょうか?
11日9月11日は「公衆電話の日」です。
まずはこちらをご覧ください!
こちらは、今から40年以上前1983年の鹿児島大学の合格発表の映像です。
合格を一刻も知らせようと、公衆電話には長〜い列ができてます。
うれしそうに報告してます。
平成になってもやはり喜びを知らせるのは公衆電話だったんですね!
それから30年の時を経てこちらは2019年の映像。
受験生が手にしているのはスマホです!時代の流れを感じますね。
9月11日は今から125年前の1900年(明治33年)に、日本で初めて公衆電話が東京に設置された日なんですね。
【北?アナウンサー】「
最近なかなか見かけないなと思う公衆電話ですが、ありました。ちょっと開けてみます・・近くで見るとなんだか懐かしい感じしますね〜」
鹿児島市の繁華街天文館の電車通りには100メートルにひとつの割合で公衆電話が並んでいます。
タクシーを呼ぶため使っている方も・・
Q.公衆電話がないと不便?
「不便ですねー」
「付き合っているときに大阪と鹿児島にいる時によく公衆電話を使った。公衆電話から自宅の固定電話にかけてた。お父さんとお母さんが出ない時間帯を見計らってね」
Q.公衆電話で育んだ愛でいまは・・?
「山あり谷あり谷あり谷あり、いまは仲良しかな」
ほっこりするエピソードが聞かれる一方若い世代にとっては使用頻度は低いようです。
「携帯忘れた時くらいなので全然使ってない」
地震などの災害時には携帯電話より優先的に回線がつながりやすい点については?
「知らなかった、使わなくても必要なものなのかな。いざという時に使うことがあるのかな」
Q.このカード(テレフォンカード)使ったことあるか?
「小学校2年生くらいに使ったことがある」
Q.天文館にこんなにあると知っていた?
「正直知らなかった。ここ何度も通っているけどあるんだって思った」
県内に設置されている公衆電話は今年3月末時点で1417台です。
携帯電話などの普及で、公衆電話は1993年をピークに数が減少しています。
ただ、災害時には携帯などと比べるとつながりやすいため、非常時にはまさに“生命線”となり、有効な連絡手段としての役割も担っています。