霧島市 被災者支援などの補正予算案 先月の記録的な大雨で
霧島市は、先月の大雨の災害救助費などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
霧島市が発表した今年度の一般会計補正予算案は26億9千900万円あまりで補正後の総額は約950億300万円です。
主なものは、国や県の支援金の交付に合わせて市独自の支援策として、「被災者生活再建支援法」の対象にならない事業所や自動車被害などの見舞金など災害救助費5億1千300万円あまり。
また、農地や農業用施設の災害復旧費として17億7千900万円あまりが計上されています。
補正予算案は開会中の市議会定例会に追加提案されます。
霧島市によりますと先月の大雨による被害は・けが人が3人・建物の全壊が7戸半壊が14戸・床上・床下浸水が合わせて約970戸・霧島市道の通行止めが30カ所近くに上ります。
また、JR在来線の一部の区間の影響も続いていて、線路の土台が大きく崩れて被害を受けた肥薩線の隼人駅と吉松駅の区間は、バスでの輸送が行われています。