中国政府の渡航自粛呼びかけ「宿泊施設で一部キャンセル発生」鹿児島県内にも影響が…


中国政府が日本への渡航を自粛するよう呼びかけたことを受けて、県内にも影響が出始めています。県議会でも質疑がありました。

【県観光・文化スポーツ部 桑代毅彦 部長】
「県内の主な宿泊施設に聞き取りをしたところ、一部でキャンセルが発生している。なお、中国東方航空の鹿児島−上海線の欠航による観光への影響も懸念されることから状況を注視していく」

中国政府は台湾有事をめぐる高市総理の発言をきっかけに、日本への渡航自粛を呼びかけていて、県内への影響について県議会で質疑がありました。

県によりますと、県内のホテルや旅館などに聞き取りをしたところ、一部でキャンセルが発生しているということです。

一方、県が災害や国際線の運休を受けて始めた宿泊割は販売から1カ月弱でおよそ7万9000人泊分の予約があったということです。

宿泊割は県民を含む国内外の旅行者を対象に宿泊費の最大20パーセント、1人1泊あたり上限5000円を割り引くもので、県内400以上の宿泊施設で利用できます。

なお、販売は予算の上限に達し次第、終了です。

 
「KKBみんながカメラマン」