県議の定数を検討「現状維持で」 49人という意見もあるなか 鹿児島
県議会議員の定数などを検討する委員会が開かれ、総定数は51人のまま現行通りとすることを決めました。
【議員定数等検討委員会 吉留厚宏 委員長】
「総定数については現行の51人をもとに検討を進めるということが決定いたしました」
県議会は現在、21の選挙区から選ばれた51人の議員で構成されていて、2年後の選挙に向けて定数などの議論を続けています。
10日の会合は非公開で行われ、前回、委員長が提示した現行通りの案について採決を行いました。
吉留委員長によりますと、委員6人のうち4人が委員長の案に賛成し、総定数は現行通りの51人として検討を進める方針を決めたということです。
【議員定数等検討委員会 吉留厚宏 委員長】
「総定数自体を49人を基準にしたらどうかというご意見がありまして、いろんなご意見がありましたので多数をもって決定いたしました」
今後は選挙区割りと選挙区別の定数を議論する予定です。