トクリュウのリクルーターに懲役4年求刑 フィリピンを拠点にするグループの一員 鹿児島
匿名・流動型犯罪グループ、トクリュウの一員として窃盗の罪に問われている男の初公判があり、検察側は懲役4年を求刑しました。
起訴状などによりますと、窃盗の罪に問われている重松英史被告は、2019年に京都府で現金およそ100万円などが盗まれた事件にフィリピンから犯行グループの一員として関与したとされています。
重松被告は同じ年に姶良市で起きた窃盗事件にも関わったとして逮捕・送検されましたが、不起訴となっています。
10日の初公判で重松被告は起訴内容を認めました。
検察側は組織の中心的な構成員であることや犯罪予防の観点から厳罰の必要があるとし、懲役4年を求刑。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月16日に言い渡されます。