今年も残すところ3週間! 竹材店では門松作り「笑う門には福来る」 鹿児島


(面高アナウンサー)
「今年も残すところ3週間となりました。新年を迎える準備が進んでいます」

鹿児島市鷹師にある富永竹材店で職人さんたちが黙々と作っているのは門松です。

10月から予約を受け付けていて、毎年件数は増えていると言います。

(富永竹材店 三代目 富永祐二さん)
「一般家庭に飾るっていうのは減ってはきたんですけど企業さまからのご注文をいただいたり、市外からのご注文というのが代々門松をつくってた造園屋さんが多分引退されてうちにお問い合わせが来て作らさせていただいてますので、こうやって企業様の件数が増えているのっていうのがすごいありがたいですね

1953年創業、3代続く老舗も物価高の影響は避けられません。

(富永竹材店 三代目 富永祐二さん)
「毎年ちょっとずつちょっとずつあがってきてたんですけれども、今年特に上がり幅が大きいかなという思いがあったので、お値段を上げざるを得ない状況っていうのがありましたね」

年神様を迎えるための目印として飾るとされる門松。こんな思いも込められています。

【富永竹材店 三代目 富永祐二さん】
「うちの門松の切り口が笑顔になっているっていうことで年神様がこられるのもそうですし、笑う門には福来るということで笑顔で年末を迎えて来年も良い年になってほしいという思いでさせていただいています」

物価高に、猛暑に、災害―。
さまざまなことがあった2025年。
晴れやかに、気持ちよく今年を終えて新しい年を迎えるための準備が進みます。

 
「KKBみんながカメラマン」