鹿児島―上海便 影響拡大で1月はすべて欠航 鹿児島
中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけた影響が広がっています。
鹿児島と上海の定期便が今月下旬と、1月のすべての便が欠航することがわかりました。
中国東方航空の鹿児島ー上海線は火曜日と土曜日の週2回運航しています。
9日の夜、中国東方航空から県に対し、12月下旬の3往復を欠航とすると連絡がありました。
1月の運航については9往復のうち4往復の欠航が決まっていて中国東方航空はさらに11日、1月5往復を追加で欠航すると県に通知したということです。
これにより、1月は全ての便で欠航となります。中国の旧正月、春節が重なる2月やそれ以降の状況はわかっていません。
中国政府は高市総理の台湾有事に関する国会答弁を巡って、日本への渡航自粛を呼びかけています。
欠航の理由について中国東方航空は「市場の原因によるもの」としていて、県は「状況を注視する」としています。