人気のサーモンを陸上で 養殖プロジェクト・試験放流式 鹿児島
需要が増えているサーモンの養殖を陸上で行おうという取り組みが日置市でスタートしました。
生けすに放流しているのは、体長15センチほどのブランドサーモン「桃太郎サーモン」の稚魚およそ1500匹。
鹿児島市の印刷会社プリントネットが11日から陸上養殖での育成に挑みます。
● プリントネット 小田原洋一 CEO
「自給率が日本の食が低いものですから今後やっぱり食が一番ビジネスの柱になるんじゃなかろうかと思ってですね」
バケツの中のサーモン・生け簀の様子など桃太郎サーモンは地下水で育てるため、魚独特の臭みもなく甘みがあって脂のりがいいのが特徴です。
敷地内には、直径5メートルの生けす16基を整備。
陸上養殖は、海水温の上昇や赤潮などの海の状況に左右されず、雇用も確保しやすいというメリットがあります。
●プリントネット 小田原洋一 CEO
「地域の雇用ですね.これもやっぱりこの入来浜吹上地区でですね盛り上げていきたいなと考えております.。陸上養殖の業界でナンバーワンになっていくということを目指して事業拡大をしていきます」
およそ11カ月で60センチほどまで成長させ出荷する予定です。