閉校記念でOBが特別授業 鹿児島


今年度で閉校する南九州市の小学校で卒業したOBが子どもたちに特別授業を開きました。

【卒業生 藤井港 さん】
「父親が校長先生だったので、校長先生やってて、子どもながらにこの構図が絶対面白いなと思って」

南九州市の清水小学校は在校生が6年生の2人のみ。
来年3月に閉校します。

卒業生の藤井港さんは、2008年、小学5年生の途中でこの学校に転校してきました。
当時は大きな病気と闘っていましたが、校長だった父の応援もあって無事卒業。
現在は奄美市の病院に研修医として勤務し春からは念願の小児科医として働くことが決まっています。

【卒業生 藤井港 さん】
「病気になった子どもだけでなく、家族の人の不安にちょっとでも寄り添えるような風になりたいなって思っていて、そういう、自分がなれたらいいなと思って医者を目指してきました」

【6年生】
「自分も将来こういうかっこいい人になれたらいいなって思いました」

【6年生】
「自分のためもだけど、人のために生活をしてがんばろうと思いました」

最後の卒業生2人に藤井さんは「誰かのために」という気持ちがあれば目標のため最後まで頑張れるとエールを送りました。

 
「KKBみんながカメラマン」