九電「電気代上げない」乾式貯蔵設置で 鹿児島


九州電力が川内原発敷地内に設置をめざしている使用済み核燃料の貯蔵施設について、建設などのコストを電気料金へ上乗せする考えはないと明らかにしました。

1・2号機の使用済み核燃料プールは外に搬出できないと2031年には満杯になる見通しで、九州電力は一時保管する『乾式貯蔵施設』を新たに整備するため国の原子力規制委員会に申請しています。

県議会の求めに応じて開かれた勉強会で九州電力の幹部は設置に関するコストを企業努力の範囲内で吸収していく考えを示しました。

【本田静 県議】
「電気料金が上がるというような県民生活への影響はないのか教えてください」

【九州電力 林田道生 原子力発電本部長】
「これによって電気料金が上がるとか、上げるとかそういうことにはならないように、我々としては考えて投資をしていっている」

施設について九州電力は2029年度の運用開始を目指しています。

 
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