春の訪れに募る不安…国家備蓄 きょうから放出
伊佐市から、待ちわびた春の便りが届いています。
「けっこう思ってたより咲いてて。毎年来ているので楽しみのひとつなので良かったです」
青空のもと淡いピンク色の花を咲かせているのは、伊佐市の忠元公園。
園内は、約2kmに渡りソメイヨシノの桜並木が続いていて、「さくらの名所100選」に選定されています。
伊佐市観光協会によると、きのうの雨でぐっと開花が進み現在、7分から8分咲きほどと、「見頃」を迎えています。
毎年、多くの花見客が訪れますが、今年はここにもガソリン価格の影響がー。
【花見客】
「(遠出するときにガソリン代とか気になりますか?)あ〜たしかに。気になりますね。だから安いところ探したりとかしながら来ています」
園内で開催中の「桜まつり」を彩る屋台では焼き鳥や、おだんごを包むプラスチック容器などの値上がりに頭を悩ませていました。
【屋台店主】
「プラスチックになりますね。こんな。こんなパックにつめますのでね。(パックの値段は)ちょっとは上がって来てます」
「色んな物が値上がりしている少しずつ。かといってこっちの値段をボーンと上げるわけにもいかないしね。きびしいとこですよ」
そんな中、政府はきょう石油の安定供給のため国家備蓄の放出を始めました。
国内消費の1カ月分に相当する量を全国11カ所の基地から順次放出する方針で、県内でもあすからENEOS喜入基地でおよそ100万キロリットルの放出が予定されています。
果たして、影響は緩和されるのかー。
「(ポリ袋の)今後に関しては調整がされているので、まとまった数は受けられないかもしれない」
【後藤卯兵衛商店 後藤研一代表取締役】
「ラッピングや事務用品を揃えるこちらのお店でも対応に追われています。今から原料となる商材が入ってこないので加工するにも商品が作れないと。そうなった時に今後の出荷の調整をする」
引っ越しシーズンで需要も多い梱包資材は4月下旬ごろから3割ほど値上げされるほか、商品パッケージの供給も追いつかず、価格の先行きは不透明です。
【後藤卯兵衛商店 後藤研一代表取締役】
「(国家備蓄の放出は)ガソリンなどへの補助はあるが、こうした商材に対しての部分はまた違うのかなと思う。(国家備蓄が)ちゃんと生産メーカーに回って、商材が入ってくるような状況が作れれば言うことはない」
一方、町のガソリンスタンドは。
【泉水アナリポート】
「こちらのスタンド、きのう午後4時の時点でレギュラーが188円だったんですが、きょうは179円に下がっています。およそ10円近く下がっています」
値下がりの傾向も見える中で…
【泉水アナリポート】
「レギュラーガソリン185円とあります。まだあまり安くなっていない印象です」
今後も値動きが気になります。