ふぉ〜ゆ〜、感謝を多彩に魅せる

 4人組グループ・ふぉ〜ゆ〜(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)が29日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でコンサート『4U. LIVE TOUR 2025 39×4=イイコロ』(ふぉ〜ゆ〜 ライブツアー ニイゼロニイゴー サンキューフォー イイコロ)を開催した。

【写真】かっこよすぎでしょ?!熱いパフィーマンスを繰り広げたふぉ〜ゆ〜

(※以下、ネタバレを含みます)

 ことし全員が39歳となるふぉ〜ゆ〜。同ライブでは、「39」と「サンキュー」をかけて、4人からの感謝がテーマ。感謝の気持ちが4倍、39×4の答え「156」を「いい頃合い」と読んで、「イイコロ」とタイトルにしている。

 カラフルに光るステージに登場したふぉ〜ゆ〜は、バックバンドに乗せて跳んだりはねたり冒頭からトップスピード。松崎が「調子はどうだ!」と声を上げ、福田が「最後まで愛し合っていこうぜ!」「みんな1人残らず大好きだ!」と溢れる愛を表現。辰巳は「みんな会いたかったぞー!全員で楽しもうぜ!」とあおり、越岡は「いらっしゃいませ!」と声を張り上げた。

 披露した楽曲は、ふぉ〜ゆ〜のオリジナル曲から、Snow Manの「タペストリー」など事務所の先輩後輩の人気曲まで多岐にわたった今回のライブ。ふぉ〜ゆ〜の感謝は、趣向を凝らした演出に表現された。ステージに下りた「透けた幕」越しにふぉ〜ゆ〜がパフォーマンス。この幕が下りている間はペンライトを消灯してもらうよう観客に呼びかけ、投影された映像にふぉ〜ゆ〜が溶け込み、協力のもと生まれた景色の中、ふぉ〜ゆ〜オリジナル曲の「Tokyo Lover」と「シュレーディンガー」をスタイリッシュに披露した。

 また「Jellyfish」では、「透けた幕」とはまた違った銀幕が登場。まるで水中に浮かんだくらげのようにきらめき、幻想的な空間を作り上げる。約9分の「コール&レスポンス」では、コール&レスポンスを全力で楽しみ、ふぉ〜ゆ〜と会場の声が1つになって初めて完成される曲で一気にボルテージもMAXに。今回のライブのために特別に作られた新曲「星屑の譜―ウタ―」も披露。大人が歌う青春のまぶしさが詰まった楽曲に、ファンも釘付け。

 一転してソロコーナーでは、メンバーがそれぞれのメンバーをプロデュース。1人1人の個性を活かした世界観たっぷりなパフォーマンスの前には、笑いすぎて涙ありな映像も流れ、会場は爆笑に包まれた。居酒屋風のセットで行われたMCも、軽快なトークでファンも口角があがりっぱなし。本公演には後輩も見学に来ており、timeleszの原嘉孝が紹介されると、ふぉ〜ゆ〜が「よしくん!」と呼びかけ、「よしくんやめて!」とおなじみのやりとりでファンを楽しませる一幕も。

 明るくポップに盛り上げる楽曲から、しっとりと大人の色気を見せる楽曲、ハードなロック調の楽曲、激しいダンスナンバー、アコースティックギターに乗せて情感たっぷりに歌う楽曲と、熟練のふぉ〜ゆ〜ならではの幅広い表現力で魅了した約2時間10分。アンコールを含め全23曲でふぉ〜ゆ〜らしさを見せつけた。

 同公演はきょう30日に東京公演2日目、11月11日に愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホールでも行われ、全国4都市5会場で過去最多となる2万4500人の動員を予定している。

(提供:オリコン) 10月30日 4時00分配信

『4U. LIVE TOUR 2025 39×4=イイコロ』を開催したふぉ〜ゆ〜

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